シュノーケリングでのナンバーワントラブル【マスクトラブルについて】
シュノーケルでのトラブル
シュノーケル中のトラブルと言いますと何が思いつきますか?
波酔いや溺れ、日焼け問題などなど様々な問題・トラブルがあります。
その中でも一番多いトラブルはマスクの中に水が入ってしまうというトラブルです。
水面を泳いでいるので最悪マスクの下の部分を上げて水を出して上げれば済みますが、
それが原因となり水面で鼻に水が入ってしまって水を飲んでしまったり、
マスクが外れてしまったりなどと二次的トラブルに繋がる可能性があります。
基本的には『水に入ったらマスクを外さない』
これはとても大切なルールです。
そもそもどうしてマスクに水が入ってしまうのか?
原因1 マスクのストラップの位置が悪い
比較的多いトラブルです。
マスクストラップの位置が低かったりするとマスクがズルズルと下がってきてしまいます。
実際に初めてマスクを装着すると殆どの方のマスクストラップの位置が低すぎます。
正しい位置は頭のてっぺんの少し下。
自分自信の感覚ではだいぶ上の位置がベストの位置です。
女性などの髪の結び目が丁度その位置になってしまう方は下目でお団子で結ぶか、上でまとめるかしましょう。
原因2 マスクストラップがきつすぎる、緩すぎる
2つ目の原因としてマスクストラップがきつすぎたり、緩すぎたりするという事です。
マスク内の水没を恐れるあまり、マスクストラップをキツキツにされる方がいらっしゃいます。
しかし実際には少し緩いかなーくらいがベストです。
少し緩くてもしっかり顔にフィットしているので全くズレません。
試しに今度インストラクターのマスクのサイズを確認してみるといいと思います。
原因3 鼻呼吸になっている
シュノーケリングは口で咥えて行うものなので口呼吸になります。
殆どの方が普段鼻呼吸をしているので慣れるまでは変な感じがする方も少なくはないと思います。
しかし、ここで鼻呼吸をしてしまうとマスクが鼻息で持ち上がって少しずれてしまったり、マスク内に空気が溜まってしまいマスクが上に押し上げられてしまったりしてその際水没してしまいます。
マスクをしていて水中で鼻の下が少し濡れてくるのは大体コレが原因です。
慣れるまではソウソクを吹き消す感じでゆっくり口呼吸を意識したり
プールなどで鏡を見ながら練習するとすぐに上達します。
原因4 マスクに髪などが挟まっている
マスクのシリコン部分は顔にしっかりフィットしていることで水の侵入を妨げていますが、シリコン部分に髪の毛やゴミや糸くずなどが挟まっているとそこか水が浸入してくることがあります。
髪が長い人はシュノーケリングの際はしっかりと髪をセットするようにします。
また、水に入る前は周りの人に前髪のチェックなどをしてもらいましょう。
原因5 マスク本体が自分の顔に合っていない
マスクは自分の顔にしっかりとフィットしていないといけません。
量販店などで安売りされているものの中には外国人用の顔に合わせて作られているものがよくあります。
日本人のさらには小顔の女性などと比べたら顔の大きさは大きく異なりますので
使用するマスクはなるべく自分の顔に合った物を使用しましょう。
とは言っても初心者の方ですと殆ど分からないと思いますのでキチンとしたプロショップに相談するのがベストだと思います。
それでもマスクに水が入ってしまったら・・・
気を付けていても水中で遊んでいたら水が入ってしまう事があるかもしれません。
その場合はマスククリアというスキルを使ってマスク内の水をマスクの外に出していきます。
マスククリアの方法
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まずは慌てない事!
マスクの中に水が入ってしまうとビックリして慌ててしまうかもしれません。
しかし慌ててしまうと鼻の中に水が入ってしまったりするので、マスクの中に水が入っても慌てない事! -
マスクの上の方を押さえます
マスク内に入ってしまった水の出口を作ってあげます。
マスクのおでこ辺りを押さえてあげると下の方に少し隙間ができます。
力いっぱい押さえてしまうと隙間が空きすぎて余計に水が入ってきてしまうので注意します。 -
口から吸って鼻から空気を出します。
隙間ができたら口から空気を吸って鼻から出します。
この時間違えて鼻から吸ったり、口から吐かないようにします。
力いっぱい吐くよりかは、ハミングなどのようにゆっくり長く吐くことで水はスムーズに出ていきます。 -
それでも水が残っている場合はしっかり上を向いてもう一度やってみます。
しっかり上を見くことによって残った水を最後まで出してくれます。
安全あっての楽しさです。
シュノーケルは自然と触れ合える一方、
自然が相手なので思わぬ事故や予測しないトラブルに遭遇することもあるかもしれません。
その為にしっかりとしたスキルや知識を持ち、楽しく遊びましょう!
静岡シュノーケリングセンターでは専用プールで練習や講習など実施しております。
折角遊びに行った海で楽しい思い出を残していただく為に事前にしっかりとプロに学んで見てはいかがですか?
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